つばめのひとこと

京都府の田舎出身 工学の大学生

結局上層部の技量

 こんにちは。つばめです。

 

 先日大学の学祭が行われました。私は学祭の実行委員でした。大学の学祭の運営は完全に学生が行うため、社会経験の無い学生にしてみればとても難しいことなのかと思いました。

 

 今年の春に実行委員会を始めたとき、全体で150人ほどいた委員が最後はその四分の一ほどにまで減っていました。平の委員として実行委員会に入っていましたが人数が減るのは一人一人の仕事量が増えて大変でした。最も大きな原因は委員の中のリーダーにあることがはっきりとわかります。一旦よくなかった点を挙げてみます。

 

1.委員会の時に無駄な時間が多い

2.委員の前で激しく感情を表に出す

3.明確に話さない

4.自分が忙しくしているだけで仕事をしているように勘違いする

5.1~4のようなことが良くないことだと気づかない

 

 五つほど上げましたが、いざ私がリーダー的存在になったときこのようなことをしないかと言われると、してしまうこともある気がします。

 

 これらの点はよく考えてみると、社会経験の無い大学生に限らずさまざまなリーダーに当てはまるのではないかと思います。

 

 

 まず一つ目。無駄な時間というのは、リーダーが委員会で行う内容を整理してきていないため、リーダーだけにしか関係のない話を始めたりリーダーの打ち合わせを平の委員がただ眺めるという時間のことです。私の周りで委員会から消えていった人たちは何もすることが無いのに座っている時間がもったいないということが理由だと答えていました。やはり、リーダーは自分たちが仕事をすることよりも周りに仕事をうまく振ることの方が必要な技術なのかもしれません。

 

 二つ目。公の場で怒りなどの感情をあらわにする人がいますが、単純に士気が下がります。無駄に周りが気を使うことになりますし、常にリーダーの顔色を見て行動するようになりのびのび活動できません。リーダーは感情をコントロールして全体の活動を優先しなければなりません。

 

 三つ目。結局話を曖昧なまま終わらせます。初めて何かをする人に自分から動けと言っても何からすればいいのかわからないのに自分で考えろと言っているようなものです。明確に伝えないと質問が増えて行動までにまた時間がかかるだけです。

 

 四つ目。一つ目につながるところもありますが、平の委員がいることを考えずに自分だけで仕事を進めてしまって、一人で勝手に疲れていく人がいます。忙しくすることに充実感を抱いているのだと思いますが、リーダーとしてうまく仕事ができているかと言われるとできていないでしょう。

 

 五つ目。リーダーのように忙しくしていると視点がどんどん内側に向きます。うまく行動できていないことに気づくことができず負のスパイラルのようになっていきます。

 

 これらが正しいわけではありませんが、今何となく考えたリーダーの形です。

 

 リーダーは自分の仕事をうまく割り振っていくことが最も大事な仕事なのだと考えました。典型的なブラック企業のようにすべての仕事を押し付けるのは違うと思いますが、やはりリーダーらしい振る舞いや行動はあるのだろうと思います。これらは知識を持っているだけで自分を客観視できる時があるでしょうし、うまく仕事を振ることができるように意識できるのではないかと思います。

 

 結局、組織の運営、委員の人がどれだけ協力してくれるか、それで仕事がうまく回るかどうかもリーダーの技量次第なのかなと思いました。

 

 超深夜に書いたので変な文章かと思いますが、読んでいただきありがとうございました。