つばめのひとこと

京都府の田舎出身 工学の大学生

けん玉と勉強

 こんにちは。つばめです。

 

 前回、勉強やけん玉について話すかもしれないといっていましたが、今回はいろいろ話す前にこの二つの関係について書いておこうと思います。

 

 私はけん玉を始めて5年ほどになります。田舎住みだったためけん玉検定にはなかなか行けず、結局4年以上前に準初段まで取ってそれ以降行っていません。それでも5年間しっかり練習は積んできたつもりですので、自分で感じたこともふまえて書いていこうと思います。

 

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1.集中力

 けん玉って本当に集中力が必要です。昔、「もしもしかめよかめさんよ」と歌いながら大皿と中皿を行ったり来たりする遊びをしませんでしたか。あの技はシンプルですが、けん玉検定で4段を受けるときは連続で1000回やらなければならない、けん玉中級者からするとしんどい技です。実際1000回もしようと思うと6,7分くらいかかりますし。

 

 また、とめけんなど球を剣にさす技は、あの小さな穴をしっかりねらってさす必要があります。けん玉をしたことのある人はわかると思いますが、初めは難しすぎますよね。私も、今でも適当にすると失敗してしまいます。

 

 私はけん玉で集中力を鍛えられたと言っても過言ではありません。もともと一時間持たなかった集中力が中学時代に三時間近く勉強に集中できるようになりました。まだ小さい子にもけん玉のような遊び感覚でできるものなら楽しみながら集中力を鍛えられる子もいると思います。

 

 

2.ドーパミン

 ドーパミンとは簡単に言うと神経細胞に情報を伝達する物質の一つで、やる気の源となるものです。厳密にいうと違うかもしれないので、興味のある人は調べてみてください。

 

 よく勉強のやる気が出ない時は、一分だけでも机に向かってみようといわれます。いわゆる作業興奮を利用した勉強の方法なのですが、これはちょっと動くだけでやる気の源となるドーパミンが分泌されることによるものです。

 

 けん玉にはそのドーパミンをたくさん出す効果があります。けん玉をすると適度な運動になりますし、技を成功させることによる成功体験を与えることでドーパミンが出てきます。

 

 勉強や仕事のやる気が出ないなというときはもちろん、活動前にけん玉をすることでより集中を高めることもできます。

 

 実際に学校や塾で休み時間の授業前にけん玉をする時間を設けたところでは授業への集中力の向上が見られたとともに、テストの成績も良くなったということもあったようです。

 

 

 けん玉は、実は生活に取り入れると効率が上がったり成果が良くなったりといいことがたくさんあるので、ぜひ取り入れてみてください。